【あくねこ】星の砂漠。月の海【SS】

こんにちわ(。・ω・)ノ゙ゆいなです☆今日は『悪魔執事と黒い猫』の二次創作SSを書いていこうと思います。

バレンタインで全員分を書こうと思ったのですが・・・。

ちょっと無理でした(*゚Д゚)!!

今回は『ラムリ』のお話になります♪

白の崇拝』のお話が少しはいっているので、ネタバレ、キスマークが許せない!!と言う方はご遠慮卯下さい

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星の砂漠。満天の星空。

『ねぇ。主様♪星がとっても綺麗ですよ♪一緒に見に行きましょう♪』

そう言って、いつも元気いっぱいのラムリが私を誘う。

『ちょっと待っててね』

砂漠の夜は寒いので、羽織る物を探す私。

『主様?何か探しものですか?』

ラムリが私の近くに寄ってくる・・・。

相変わらず距離感が近いなと思うけど、それがラムリの良いトコロでもある。

『外はちょっと寒いかな?と思って何か一枚羽織ったほうが・・・』
『主様♪心配しないでください♪ほらっ!!』

ラムリの差し出したものを見ると温かそうな大き目のブランケットがあった。

『えっ?ラムリが用意してくれたの?』
『ふふん~♪主様に喜んでもらいたいですから♪さぁ、星を見に行きましょう♪』

ラムリがそっと手を出しだす。
私はその手を取って、星が良く見える場所まで移動した。

『わぁ・・・すっごい綺麗!!』
星が良く見える丘に着いて、ラムリと私は空を見上げる。

『さぁ、主様。ここに寝転んでください♪』
私が空を見上げている間に、服が汚れない様にとラムリが場所を整えてくれていた。

『うん・・・。ありがとう・・・。』
何から何まで申し訳なくなる自分がいるのだけど、ここは素直に喜んで寝転んだ。

その上から、ふわっとブランケットをかけてくれる。

ラムリは、ブランケットには入らずに私の横に寝転ぶ。

『ねぇ・・・?ラムリは寒くないの?』
『ボクは一応執事ですからっ♪主様に嫌われたくないので・・・』

とは言ったラムリは少し身震いをし、寒そうだった。

『もしよければだけど・・・。一緒に入る?』

そう言って、私はブランケットを少しだけめくった。

『本当ですか!?主様♪わー♪嬉しいな。主様と一緒に寝転べるなんて』

ラムリがブランケットに入るとひんやりとしたとした感覚が伝わってくる。

『ごめんね。ラムリ。いつも気を使わせちゃって。寒かったでしょう?』
『いいえ♪それより、主様の近くに居られるのが本当に嬉しいですから♪』

自分で誘っておいてなんだけど・・・やっぱり近い・・・っ

『主様?顔が赤いですよ?大丈夫ですか?』
心配そうにラムリが私の顔を覗く・・・。
『ちょ・・・ラムリ・・・顔・・・ちかっ』
『ボクは主様が心配なだけですよっ!!でも、主様・・・』
『ん?どうしたの?』

そう言ってラムリは突然私の上に覆いかぶさる。

『ボクは執事ですが・・・男だってコト忘れてませんか?』
『えっ・・・』
『いつもは、お調子者で都合のイイ事ばかり言っていますけど・・・主様の事は誰よりも大切な事分かっています?』

紫色の癖のある髪が静かに風でサラサラと揺れる。ラムリの服の香りや息遣いも分かる程に近い。

『主様・・・。笑ってください』

そう言ったラムリは少しだけ寂しそうだった。

ラムリから視線を逸らし星空を見つめると、一筋の流れ星が見えた。

『あ・・・流れ星・・・』

私は呟くようにそっと言った。
ラムリは、静かに溜息をつくと

『・・・えっ!?流れ星どこどこ~♪』
といい覆いかぶさるのをやめ何時もの調子で空を見つめる。

『もぅ・・・ラムリが変な事するから、消えちゃったよ』
『主様、ボクは変な事だと思っていませんよ?』

満天の星空を見つめながらラムリが呟く。

『ボクは、主様の事を大切に思っています』
『・・・うん』
『主様がボクの大好きな笑顔で、毎日とは言わないけど・・・屋敷に帰って来てくれて。話しかけてくれて。本当だったらボクだけに笑顔を向けて欲しいんです』
『・・・』

『ねぇ、主様♪〔薔薇の約束〕って知ってます?』
『・・・薔薇の約束・・・?』

こっちの世界と現実は似ているけど、分からない事もある。

『主様が、ボクの事を大切に思っていると言う印をつける事です』
『?』
『ココに』

ラムリは胸元の服をずらすと指を差した

『ラムリの事は大切に思っているよ?約束なんかしなくても・・・』
『ボクは約束が欲しいんです♪』
『でも・・・どうやってやれば?』
『ココを口で吸ってもらうとマークが付くんです』

!?

それって・・・。

キスマークなんじゃ・・・。

『薔薇の花びらの様に見えるので、薔薇の約束ってこっちの世界では言われてるんですよ♪』
『・・・えっと・・・』
『・・・別に恥ずかしがることじゃないと思いますけど・・・』

ラムリは首元の服をずらして待っている。

『・・・こう言うの・・・慣れてなくて・・・』

恥ずかしくて俯く。

『大丈夫ですよ♪主様』

ラムリは私の頭にそっと手をのせると、首元まで顔を持ってくる。

『さぁ。主様♪』

ラムリの息遣いが分かる。
白い艶やかな肌は、月明りに照らされて神秘的なモノに感じられる。

ラムリの肌に口づけをすると、ひんやりした感覚が伝わってきて、次第に熱を帯びてくる。

『・・・』

私は何も言わずに口を離す。

『主様♪出来ましたか?』

私は頷くけど・・・本当にコレでいいの?と思う。

ラムリはポケットから小さな鏡を出すとマークの後をジーっと見ている。

『えっと・・・なんか間違ってた?』
『いいえ。主様♪ボクとっても嬉しいですっ♪主様との約束、大切にしますね♪』

マークの跡を大切そうに手のひらで覆うと、ラムリはその場で立って、くるりと回って見せた。

──ポートレア家 ワイン職人のお店──

ステージの上で可憐に踊るラムリ。

ランプに照らされながら踊るラムリはいつもより大人っぽく見えたし、妖美でもあった。

でも・・・服の間から少しだけ薔薇の約束の跡が見えるのが気になる。

白い肌から見える、赤い花びらの跡・・・。

ナックから『ポートレア家に伝わる伝統的なダンスで、たった数回で覚えてしまった。時間にしたら数分だった』という話を聞いてやっぱりラムリって凄いんだなと思った。

だけど・・・

『ラムリにしては珍しく練習中に転んでしまって、首に怪我をして痣がある』とも聞いた。

『えっと・・・ナック。薔薇の約束って・・・聞いた事ある?』

何となく嫌な予感がして、ナックに聞いてみた。

『薔薇の約束・・・?聞いた事がありませんね』
『・・・そう・・・』
『どこかで、その約束について聞かれたんですか?』
『ううん・・・。なんでもないの』

『赤い薔薇には〔情熱〕〔美〕や〔ロマンス〕と言う花言葉がありますが。私が一番好きなのは〔あなたが大好きです〕と言う言葉ですね』

『あなたが大好き・・・』

『ええ。私は主様の事をお慕いしていますから』

ナックは得意そうに眼鏡を上げる。

『では、主様。私はお店の会計を任されておりますので。これで失礼いたします』

ナックはお店の方に向かっていってしまったが、私はステージの上で踊るラムリから目が離せなかった。

おまけヾ(・ω・*)♡

悪魔執事と黒い猫アプデおめでとうございます♡

3階の執事さん達とのお話白の崇拝』という事で、ラムリ、ルカス、ナックのお話でした(/ω\)♡

2階、1階、地下の執事とのお話も楽しみにしています♪

全てにおいて尊い(/ω\)♡

瞑想、ストレッチ頑張るよ~!!
紅茶飲むよ~(`・ω・´)ゞ

まだ書いてない執事さん達のお話も書いていきたいと思いますので、気長に待っていてください♪

最後まで読んで下さって有難うございました♪ゆいなでした☆

以前書いたあくねこSSはコチラ
【あくねこ】ちょっと大人のバレンタイン(/ω\)♡【SS】(ハウレス ラト)
【あくねこ】ちょっと大人のバレンタイン2(/ω\)♡【SS】(べリアン フルーレ)
【あくねこ】ちょっと大人のバレンタイン3(/ω\)♡【SS】(ルカス ナック)

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