【renal summer】ところにょりさんのゲームはやっぱり奥が深いぞ☆【短い夏】
こんにちわ(。・ω・)ノ゙ゆいなです☆以前『ところにょり』さんの『おわかれのほし』と言うゲームの話を語ったのですが
参考程度に→【弔い】『おわかれのほし』ってどんなゲーム?ヾ(・ω・*)【アドベンチャー】
一年前にリリースされている『renal summer』をプレイし終わったので感想、考察を語っていきたいと思います☆(私にとっては最新♪)
・renal=リナール=腎臓
・summer=サマー=夏
プレイヤーはワンコの腎臓になって、おじいさんと少しでも長く一緒に居られるようにすると言うゲームなので、わんこをこよなく愛している方、ネタでも『そんなゲームはけしからんっ(*゚Д゚)!!』と思っている人は回れ右。
あとネタバレになりますので、ネタバレが嫌いな方も読まない様に☆
それでは語っていきます。
腎臓の夏。短い夏。・゜・(*ノД`*)・゜・。
プレイ動画の紹介と、こんな感じのゲームだよ☆と言うのはところにょりさんのTwitterからお借りします。
犬の腎臓になるゲーム『renal summer』をリリースしました!
— ところにょり (@tokoronyori) August 7, 2020
あなたは腎臓病の犬の腎機能を補助することで、少しだけ犬を長生きさせ、少しだけ犬と老人の夏の終わりを先延ばしにすることができます。無料。#renalsummer
iOS : https://t.co/xnpGVN56qt
And : https://t.co/BqAv4YMnDK pic.twitter.com/9azO0HJwnG
そもそも腎臓とは何をする臓器なのか?と言うトコロから始めたいと思います。
簡単に言うと『血液をろ過して、老廃物と体に必要な栄養素を分ける』トコロ。
昔、理科の実験でロートとろ紙を使ってろ過の実験をしたと思います。あの実験が腎臓で行われていると思って間違いありませんヾ(・ω・*)
ゲーム内で血栓の塊を壊すと『黒っぽいドット』と『淡い色のドット』に分かれて流れていきます。
ゲーム内の話なのですが、後半に行くと血栓を破壊するのがキツいんですよ・・・。
基本タップゲーなのですが、同じ色の血栓をつなげてタップした方が少しは楽。
7日+1日の合計8日間と短いゲームです。(右上の水色の・←これが日数)
ゲームの最初は何をするのにも、じぃちゃんの後をついていくワンコ。
中盤、あれ?ご飯食べてない?
後半、寝れない?・・・じぃちゃんも寝てない・・・(´・ω・`)
と大きな変化もあるのですが、小さな変化もあります。
わんこ視点でみるか?じぃちゃん視点でみるか?はたまた第三者視点?ヾ(・ω・*)
ゲーム初期から中盤にかけて『夢の中』を覗けるシーンがあります。
ワンコが元気に遊びまわっているシーンなのですが、自分は『ワンコの夢なんだろうな』って思っていたのですが、プレイし終わってからだと『もしかしたらじぃちゃんの夢だったのかも?』と色々考える事が出来ます。
じぃちゃん的には『ずっと元気で傍にいて欲しい』と言う願いは痛いほど伝わってきます(´・ω・`)
私『これさー・・・。ワンコもずっとジィちゃんと一緒に居たいと思ってるのかなぁ?』
友『それはわからんなー。それって人間のエゴでしかないんじゃね?』
私『それなー』
ゲーム好きさん3人で情報交換しながらやってたのですが、みんな考える事は人それぞれ違うヾ(・ω・*)
この時点でとってもいいゲームだと思うのです(/ω\)
じぃちゃんは何者なんだろう?本当に普通の酪農家なのか?
ゲームはセリフ無しで淡々と進むのですが(プレイヤーは血栓溶かすので必死)人間はじぃちゃん一人。
あとは、牛や馬、鶏。ワンコが居ます。
ワンコが本格的に調子が悪くなると、ワンコに付きっ切りになります。
本棚には沢山の本がありますし、夜は夜で何か内職をしているようだったので、ただの『酪農家』ではなさそう。『たった一人の家族』なのかもしれませんが、酪農家であるなら馬とか牛も大切なハズ・・・?
じぃちゃんがおかしくなって(?)きた日(´・ω・`)
ドローンで荷物が運ばれてくるのですが
『冬眠装置』と言うものが販売開始になったそうです。
なんか、嫌な予感しかしない・・・。
『透析用ナノマシン2030年に実用化』もうフラグじゃん(´・ω・`)
私『あれかね?じぃちゃんも一緒に冬眠装置はいるんかね?』
友『あー♪ありえる』
ある意味ハッピーエンドなのか?
じぃちゃん、ワンコ放置。冬眠装置をつくる。
助かる術があるなら藁にもすがりたい。
夜な夜な冬眠装置を作っています(´・ω・`)
でも、ワンコを冬眠装置に入れた後。じぃちゃんその後もちゃんと生きてるんだろうか?そっちが心配になってくるのですが・・・。
ただいま2021年で2030年実装なので9年後。
この辺は賛否両論あるみたいだけど、私が一言いうなら
『どうか。最後は幸せな記憶を』
(昔AIRってゲームがあってだな・・・エ〇ゲーです。はい)
考察『renal summer』って何を伝えたかったのか?
・考察1 そもそも、じぃちゃんは酪農家だったのか?
小さい時~おじぃちゃんになるまで、酪農家をしていたらなら『動物の死』と言うものを多少経験しているはず。それでもワンコを死を恐れ、悲しむってなんか訳アリなのかな?
・考察2 冬眠装置を作るのは難しいハズ・・・?
『犬用冬眠装置の販売開始』で一般向けに販売が開始されたのですが少なからず2日は付きっ切りで作業してたのですよ。実は一般向けではない?
紙もチラシではなく、電子的ななにかに表示されている模様。
今の日本より進んだ世界なんでしょうか?
・考察3 じぃちゃんのお金って?
これは、じぃちゃんが『動物の死』に慣れていない事を前提に語ってみますヾ(・ω・*)(何度経験しても慣れない事だとおもうのですが)馬を買うお金、牛を買うお金。どこから稼いだのか?と言ったら前職は違う職だと思うんですよね。
前職は何をしていたのか?
これはですね・・・『なんかしらの研究員だった』と思うのですよ。
と言うのは、冬眠装置を作るのに2日間かかっている。(実は一般向けではないのでは?)と言うところに結び付くのですが、時代は進んでるにしろ冬眠装置はいいお値段がすると思います。
一般市民では購入できるお値段ではないと思うのです。
それをお金を払う様子もなく手に入れてしまってる。
じぃちゃんはなんかしらの関係者か、研究員だった説が高いと思います。
ワンコそっちのけで装置を作る姿・・・。
まぁ・・・ワンコを救いたい一心でやっていたと言うならこの考察は意味のないものになってしまうのですが・・・。
で、私が考察で考えた事は
『実は、病気のワンコを救う行為(冬眠装置)が嫌で研究所をでたものの、結局それにすがるしかなくなってしまった。家族同然のワンコを救うにはこれしか方法がなかった』
と言う考察です。結局この後、研究所に戻ったんじゃないかなって。
この後『あめのふるほし』(ベツゲー)や『おわかれのほし』(別ゲー)に結び付いてくるんじゃないか?と勝手な想像です。
これは私が昔に読んだ本の話。
養老孟司さんの『死の壁』と言う本があります。もう何十年も前に読んで着るので、記憶も曖昧なのですが・・・。(養老孟司さんは解剖学者さんです)
亡くなった人の爪を切っても爪は伸びる。髪の毛も伸びるし、どこを人の死と線引きをするのか?
とか、『なぜ人は殺してはいけないの?』と言うお話を書籍として出版されています。
印象的だったのは『家は生きている人用に作ってある。だれも死んだ時の事を考えてないので、死体を階段やドアから出すのが大変な場合がある』(朧気だからね。ニュアンス的にはこんな感じ)
誰しもが迎える死なのに、その事がまるでタブー視されているかの如く話題にしない。
人もワンコも、動物も・・・生きているモノはいずれ『死』と言うものを迎えます。
それを『いい終わりだった』『なんで、おじぃちゃんはワンコに寄り添わなかったんだろう?』とか考えるのは『第三者』だから。
賛否両論あるみたいですが、私はこの終わり方で満足ですよヾ(・ω・*)
腎臓とは体にとって『不要なモノ』と『必要なモノ』を分ける臓器です。
おじいちゃんが、この後わんこの存在が必要なら色んな意味で『生かす選択をする』と考えています。
それも、早い段階で。
私にとっては8日間、ゲーム内のじぃちゃんは、夏と言う季節。
とっても濃い8日間でした(/ω\)
最後まで読んで下さって、有難うございました☆
ゆいなでした♪
因みに、終わった後にこのゲームを始めても『ワンコを冬眠装置に入れる』と言う衝撃的なシーンから始まりますヾ(・ω・*)うぅんー・・・EDは2個あるのかな?
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